診療コラム

COLUMN

「血便が怖い、でも検査はもっと怖い」方へ。当院が広島八丁堀で実践する痛くない内視鏡とは

「お尻から血が出た。どうしよう、大きな病気だったら怖い……」 「でも、大腸カメラ(内視鏡)はもっと怖い。痛そうだし、恥ずかしいし、苦しいのは嫌だ」 「下剤が大変と聞くし、辛いのは嫌だ」

日々専門外来で診察をしていると、こうした「二重の恐怖」に挟まれて動けなくなっている方にたくさんお会いします。血便という異変を感じながらも、検査への恐怖心が勝ってしまい、受診を数ヶ月、時には数年も先延ばしにしてしまう。そのお気持ち、痛いほどよくわかります。

しかし、現代の内視鏡検査は、皆さんが想像されている「苦痛の大きな検査」から劇的に進化しています。今回は、広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックで実践している「痛くない・苦しくない優しい内視鏡検査」の工夫と、検査を受けることで得られる本当の安心についてお話しします。

なぜ「大腸カメラは痛い」というイメージがあるのか?

そもそも、なぜ大腸カメラは「痛い」「辛い」と言われるのでしょうか。それには明確な理由があります。

前処置の下剤を飲む辛さ

下剤は通常1.5〜2.0Lもの下剤を飲むこと自体が苦痛になり、検査忌避につながっています。

腸の曲がり角を通る時の「押し込み」

大腸は非常に複雑に曲がりくねっています。スコープを押し込むと、腸が引き伸ばされて強い痛みを感じます。

検査中にお腹が張る

以前は空気を入れながら検査をしていたため、お腹がパンパンに張り、検査後も膨満感が続くことが苦痛の原因でした。

「恥ずかしさ」による緊張

お尻を見せることへの抵抗感から体が強張り、筋肉が緊張することで余計に痛みを感じやすくなってしまいます。

当院では、これらの原因を一つひとつ丁寧に取り除くことで、「寝ている間に終わる優しい内視鏡検査」を実現しています。

八丁堀で提供する「優しい内視鏡」の5つのこだわり

当院が実践している、患者さんの負担を最小限に抑えるための具体的な取り組みをご紹介します。

鎮静剤(静脈麻酔)による「眠ったままの検査」

点滴から少量の鎮静剤を投与し、うとうとと眠ったような状態で検査を受けていただきます。ほとんどの方が「気づいたら終わっていた」「全く痛みを感じなかった」とおっしゃいます。検査後も専用のリクライニングチェアでゆっくりお休みいただけます。

下剤の選択肢がある

下剤も近年新しい下剤が登場し、下剤自体は480ccと小ペットボトル1本くらいに少なくなっています。錠剤タイプの下剤も選択可能であり、希望に応じた下剤選択が可能です。

炭酸ガス(CO2)の導入

空気の代わりに、体内に吸収されやすい「炭酸ガス」を使用します。炭酸ガスは空気の200倍速く吸収されるため、検査中や検査後の「お腹の張り」や「苦しさ」が劇的に軽減されます。

軸保持短縮法という高度な技術

スコープを無理に押し込むのではなく、腸を折り畳むようにして手前に引き寄せながら進む「軸保持短縮法」を採用しています。腸が引き伸ばされないため、体への負担が非常に少ないのが特徴です。

プライバシーへの徹底した配慮

八丁堀という場所柄、お仕事帰りの方も多くいらっしゃいます。当院では完全個室の待機室や、プライバシーを保護した検査着など、心理的なハードル(恥ずかしさ)を極限まで下げる工夫をしています。もちろん検査室も完全個室で声が漏れる心配もありません。

女性医師による内視鏡検査(要予約)

「男性医師にお尻を見せるのは抵抗がある」という女性の方のために、女性医師による検査体制を整えている日程も設けています。(要予約)

「血便の正体」を知ることは、怖さを解消する唯一の道

「怖いから見ないふりをする」のは、実は一番ストレスが溜まる方法です。頭の片隅にいつも「がんだったらどうしよう」という不安が居座り続けるからです。

大腸カメラを受けることで、その血便の正体が分かります。

  • 「ただの痔でした」: それだけで、明日から足取りが軽くなります。
  • 「ポリープが見つかりました」: その場で切除すれば、将来のがんをほぼ100%近く予防できます。
  • 「早期がんでした」: 今見つかれば、お腹を切らずに内視鏡治療だけで完治が目指せます。

「検査を受ける怖さ」は一時的なものですが、「検査を受けない怖さ」は一生続く可能性があります。

八丁堀という「通いやすさ」を味方につける

広島の中心地、八丁堀。お買い物ついでや、お仕事の合間に立ち寄れるこの場所で検査を受けることには、大きなメリットがあります。

移動の負担が少ない

広電やバス、アストラムラインなど、アクセスが良い場所での受診は、検査当日の移動ストレスを減らしてくれます。

仕事に合わせての受診が可能

広島市内の中心部に位置し、仕事の帰りや、午前中に有給を取得して内視鏡検査、など仕事の予定に合わせて診療が可能です。

土日の受診も可能

八丁堀で予定がある場合など、土日の予定に合わせて受診することも便利です。毎週土日が診療しているので、診察と検査を週末のみに定期的に受診される方も多くいます。

まとめ:勇気を出して、まずはお電話ください

「血便が怖い、でも検査はもっと怖い」というお悩みは、決してあなただけのものではありません。私たちは、その不安に真摯に向き合い、「こんなに楽ならもっと早く受ければ良かった」と言っていただける検査を提供するために、日々より良い内視鏡検査を追求しています。

広島八丁堀内科・胃腸内視鏡クリニックで、あなたが健康な未来へ一歩踏み出すお手伝いができるよう準備しております。

もしあなたが今、トイレの後に不安を感じているのなら、まずは電話一本、またはウェブ予約で「相談」から始めてみませんか? 検査をするかどうかは、医師とじっくり話してから決めても遅くはありません。遠慮なくご相談ください。