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ESOPHAGEAL CANCER
食道がん
ABOUT
食道がんとは
食道は口から胃へと食物を運ぶ役割を持つ器官で、食道がんは、食道に発生する悪性腫瘍の総称です。食道がんには大きく分けると2種類あり、日本人に多いタイプの”扁平上皮がん”と、西欧諸国に多い”腺がん”と呼ばれる食道と胃の境界部分にできるタイプがあります。一般的に日本で食道がんと呼ばれるがんは扁平上皮がんです。
扁平上皮がん
口の中や舌、喉(咽頭)から食道は扁平上皮に覆われています。その他にも肛門,子宮頸部,外陰部,膣,皮膚が扁平上皮と呼ばれる組織で全て覆われております。その扁平上皮から発生するがんが扁平上皮癌です。扁平上皮がんの特徴は通常の光を用いた内視鏡ではやや赤みが目立つだけですが、NBI (arrow Band Imaging 狭帯域光観察)の条件で観察するとブラウン色に見えます。そのため扁平上皮がんを早期に発見するためにはこのNBIまたはそれに準ずる機能を持った内視鏡で胃内視鏡検査を受けて頂くことが必要です。