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1 日前
どこで胃カメラや大腸カメラを受けたらいいですか?:評判な施設を探す目安とは
胃カメラ検査とは 胃カメラ検査は文字の通り”胃”をメインに観察する検査です。胃カメラは100年以上の歴史があり、日本では戦後すぐにオリンパス社が開発をスタートさせました。特にここ20年の内視鏡機器の進化は目覚ましく、画像は4Kディスプレイで綺麗に映し出され、スコープは鉛筆よ...
2024年12月25日
右側の脇腹が痛い時は何の病気が考えられますか?
お腹の右側が痛むことは日常的に起こりうる症状です。その背景にはさまざまな要因があり、また原因によっては特徴的なパターンがあります。 臍周辺から右下に移動する痛み(急性虫垂炎、一般名:盲腸)、背中や下腹部に響く痛み(尿路結石)などが特徴的な症状の所見になります。右腹部には様々...
2024年12月25日
お尻の病気について(肛門疾患)
お尻の病気は症状が出ても受診に迷ったり、どこを受診したらいいか迷うこともあります。お尻の病気の3大疾患は痔核(いぼ痔)、裂肛(切れ痔)、痔瘻(あな痔)です。また他にも直腸粘膜脱症候群などもあり、実はお尻の病気は多彩です。お尻の症状は恥ずかしいと思い、受診をためらい、その結果...
2024年12月18日
私の履歴書;内視鏡医としての歴史
JA廣島総合病院 私の2年間の初期研修は廣島総合病院で行いました。 廣島総合病院は手技教育と救急研修が充実した研修環境であり、非常に勉強になりました。特に廿日市を中心とする広島西部の医療圏の中核病院であったため、軽症の患者さんから重症の3次救急の患者さんまで幅広い救急対応を...
2024年12月18日
内視鏡検査はなぜ必要なのか
1.胃カメラをなぜ受けた方がいいのか なぜ胃カメラ検査を受けた方がいいのでしょうか?それは胃がんのリスク因子(発生要因)がはっきりしているからです。胃がんの95%以上はヘリコバクター・ピロリ菌の感染が原因です。ピロリ菌が胃粘膜に感染することで、胃粘膜が炎症で萎縮する萎縮性胃...
2024年12月18日
内視鏡診療における日本と世界
私は日本で内視鏡の基本を学び、その後カナダのトロントで治療に特化した特殊内視鏡の研修(フェローシップ)を受けてきました。日本と世界(カナダの事情ですが)を比較すると、日本が医療において非常に恵まれている環境にあることを実感しました。そして内視鏡診療においてはさらに日本は恵ま...
2024年12月17日
胃下垂(いかすい)について
胃下垂とは 胃下垂とは胃の位置が下腹部に移動した状態を指します。通常、胃はみぞおちの下、腹部の上部にありますが、胃下垂では腹部の下方に位置し、時には骨盤に近づくこともあります。一般的に良性や悪性など組織の異常ではなく、単純に胃の位置が通常よりずれている状態を指します。つまり...
2024年11月25日
胃カメラでわかる病気を詳しく説明!ここだけでわかる胃カメラの知識
「胃カメラをする予定だけど、どんな病気が分かるの?」「胃カメラの画像は何を見ているの?」胃カメラをする際にこういったお悩みでお困りではないでしょうか。 ここでは、胃カメラでわかる病気と、胃カメラで行う生検でわかること、胃カメラの画像の説明について徹底解説していきます。最後ま...
2024年11月21日
お腹が痛いときに疑う病気について
お腹が痛い(腹痛)について 「お腹が痛い(腹痛)」は最も一般的な症状の一つです。腹痛の原因は多岐に渡り、消化器の臓器である胃、大腸だけでなく、肝臓や胆嚢・胆管、婦人科系臓器である子宮や卵巣、腹部大動脈など多くの臓器が腹痛の原因となります。腹痛の原因を探るため、消化器の専門医...
2024年11月21日
下痢症状から疑う病気について
下痢とは便に含まれる水分量の異常で、水分が多くなりペースト状になった便を軟便、さらに水分量が多くなり水っぽくなった便を下痢と言います。衛生環境が整備されている日本においては途上国の人や途上国などに渡航した際に発症する渡航者下痢症の発生は稀です。そのためここでは基本的な衛生環...
2024年10月29日
吐き気から疑う病気について
吐き気は最も一般的な症状の一つで、救急外来を受診する患者さんの2.3%が吐き気・嘔吐を主訴にしていると言われています。吐き気は胃や腸などの消化管の症状ですが、その背景には消化管の異常のみならず、脳などの中枢神経系、体の平衡感覚を司る内耳の異常、そして心臓系の異常などさまざま...
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